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※岩手県立図書館で所蔵している山下文男氏の著作一覧です。(2011年12月16日作成)
※「資料名」をクリックすると、資料の詳細と現在の貸出状況を確認する事ができます。
No. | 資料名 | 編著者名 | 出版者 | 出版年 | 館外 貸出 |
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1 | 哀史三陸大津波(1990年刊の改訂版) | 山下文男‖著 | 河出書房新社 | 2011.6 | ○ |
2 | 哀史三陸大津波(普及版) | 山下文男‖著 | 青磁社 | 1990.11 | ○ |
3 | 哀史三陸大津波 | 山下文男‖著 | 青磁社 | 1982.9 | ○ |
4 | 家も学校も焼けてしまった ある学童疎開ものがたり | 山下文男‖作 | 新日本出版社 | 1994.8 | ○ |
5 | 今村明恒の生涯 地震予知の先駆者 | 山下文男‖著 | 青磁社 | 1989.9 | ○ |
6 | 宙 東北大学出版会創立10周年記念誌 | 東北大学出版会 | 2006.11 | ○ | |
7 | 隠された大震災 太平洋戦争史秘録 | 山下文男‖著 | 東北大学出版会 | 2009.10 | |
8 | 君子未然に防ぐ 地震予知の先駆者今村明恒の生涯 | 山下文男‖著 | 東北大学出版会 | 2002.8 | ○ |
9 | 写真記録近代日本津浪誌 | 山下文男‖編著 | 青磁社 | 1984.4 | ○ |
10 | 写真と絵で見る−明治三陸大津波 | 山下文男‖著 | 山下文男 | 1995.6 | ○ |
11 | 昭和東北大凶作 娘身売りと欠食児童 | 山下文男‖著 | 無明舎出版 | 2001.1 | ○ |
12 | 昭和の欠食児童 | 山下文男‖著 | 本の泉社 | 2010.9 | ○ |
13 | 紙芝居 じしんがきたら… | 山下文男‖脚本 | 童心社 | 1992 | ○ |
14 | 戦時報道管制下隠された大地震・津波 | 山下文男‖著 | 新日本出版社 | 1986.12 | ○ |
15 | 津波 | 山下文男‖著 | あゆみ出版 | 1997.9 | ○ |
16 | 津波てんでんこ 近代日本の津波史 | 山下文男‖著 | 新日本出版社 | 2008.1 | ○ |
17 | 津波と防災 三陸津波始末 | 山下文男‖著 | 古今書院 | 2008.9 | ○ |
18 | 津波の恐怖 三陸津波伝承録 | 山下文男‖著 | 東北大学出版会 | 2005.3 | ○ |
19 | 津波の恐怖の風化と背景 日本海中部地震津波に考える | 山下文男‖著 | 新日本出版社 | 1983.8 | |
20 | 津波の心得 | 山下文男‖著 | 青磁社 | 1985.5 | ○ |
21 | 津波ものがたり(改訂新版) | 山下文男‖著 | 童心社 | 2011.6 | ○ |
22 | 津波ものがたり | 山下文男‖著 | 童心社 | 1990.11 | ○ |
23 | 星はうつり雲は流れても 戦時下の東南海大地震秘話 | 山下文男‖著 | 童心社 | 1992.10 | |
24 | 綾里村鮑騒動始末記 | 山下文男‖著 | 青磁社 | 1988.4 | ○ |
25 | 「綾里村快挙録」余滴 | 山下文男‖著 | 新日本出版社 | 1987.10 |
津波災害史研究者。
大正13年(1924)綾里村(現 大船渡市三陸町)に漁師の七男として生まれる。昭和8年(1933)小学3年生のとき、昭和三陸大津波を体験。津波災害史の研究や執筆、啓発活動に取り組み、津波の恐れがあったら1人ずつが必死に逃げることを諭す「津波てんでんこ」の言葉を全国に広げた。
主な著書に『津波てんでんこ 近代日本の津波史』、『隠された大震災 太平洋戦争史秘録』、『津波の恐怖 三陸津波伝承録』、『津波と防災 三陸津波始末』など多数。
3月11日は陸前高田市の県立高田病院に入院中で津波に遭ったが、4階のカーテンにしがみつき、首だけ水面に出して奇跡的に助かった。その後も、亡くなる直前まで高所移転や防災教育の必要性を訴え続けていたが、12月13日肺炎のため盛岡市内の病院で死去した(87歳)。
【参考】「岩手日報」平成23年12月14日、山下文男『改訂新版津波ものがたり』(童心社2011)