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作成日:平成23年12月16日
岩手県立図書館で所蔵している津波災害史研究者・山下文男氏の著作一覧です。
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No. | 資料名 | 編著者名 | 出版者 | 出版年 | 請求記号 | 館外貸出 |
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1 | 宙 東北大学出版会創立10周年記念誌 (pp.48-49「津波の恐怖-三陸津波伝承録-」) | 東北大学出版会 | 2006.11 | /041/オオ/ | 貸出可 | |
2 | 津波の心得 | 山下 文男∥著 | 青磁社 | 1985.5 | K/090/ヤ18/1イ | 貸出可 |
3 | 地震予知の先駆者 今村明恒の生涯 | 山下 文男∥著 | 青磁社 | 1989.9 | K/090/ヤ18/2イ | 貸出可 |
4 | 昭和の欠食児童 | 山下 文男∥著 | 本の泉社 | 2010.9 | K/210.7/ヤマ/ | 貸出可 |
5 | 君子未然に防ぐ 地震予知の先駆者今村明恒の生涯 | 山下 文男∥著 | 東北大学出版会 | 2002.8 | K/289.1/イマ/ | 貸出可 |
6 | 哀史三陸大津波(1990年刊の改訂) | 山下 文男∥著 | 河出書房新社 | 2011.6 | K/369.31/ヤマ/ | 貸出可 |
7 | 哀史三陸大津波(普及版) | 山下 文男∥著 | 青磁社 | 1990.11 | K/453/ヤ4/1Bイ | 貸出可 |
8 | 哀史三陸大津波 | 山下 文男∥著 | 青磁社 | 1982.9 | K/453/ヤ4/1 | 貸出可 |
9 | 隠された大震災 太平洋戦争史秘録 | 山下 文男∥著 | 東北大学出版会 | 2009.10 | K/369.31/ヤマ/ | 貸出可 |
10 | 津波と防災 三陸津波始末 | 山下 文男∥著 | 古今書院 | 2008.9 | K/369.31/ヤマ/ | 貸出可 |
11 | 津波の恐怖の風化と背景 日本海中部地震津波に考える | 山下 文男∥著 | 新日本出版社 | 1983.8 | K/453/ヤ4/2 | |
12 | 写真記録近代日本津浪誌 | 山下 文男∥編著 | 青磁社 | 1984.4 | K/453/ヤ4/3イ | 貸出可 |
13 | 写真と絵で見る-明治三陸大津波 | 山下 文男∥著 | 山下文男 | 1995.6 | K/453/ヤ4/5イ | 貸出可 |
14 | 戦時報道管制下隠された大地震・津波 | 山下 文男∥著 | 新日本出版社 | 1986.12 | K/453.2/ヤマ/ | 貸出可 |
15 | 津波ものがたり(改訂新版) | 山下 文男∥著 | 童心社 | 2011.6 | K/453.4/ヤマ/ | 貸出可 |
16 | 津波ものがたり | 山下 文男∥著 | 童心社 | 1990.11 | K/453/ヤ4/4イ | 貸出可 |
17 | 津波てんでんこ 近代日本の津波史 | 山下 文男∥著 | 新日本出版社 | 2008.1 | K/453.4/ヤマ/ | 貸出可 |
18 | 津波の恐怖 三陸津波伝承録 | 山下 文男∥著 | 東北大学出版会 | 2005.3 | K/453.4/ヤマ/ | 貸出可 |
19 | 津波 | 山下 文男∥著 | あゆみ出版 | 1997.9 | K/453.4/ヤマ/ | 貸出可 |
20 | 昭和東北大凶作 娘身売りと欠食児童 | 山下 文男∥著 | 無明舎出版 | 2001.1 | K/611.39/ヤマ/ | 貸出可 |
21 | 綾里村鮑騒動始末記 | 山下 文男∥著 | 青磁社 | 1988.4 | K/661/ヤ1/1イ | 貸出可 |
22 | 家も学校も焼けてしまった ある学童疎開ものがたり | 山下 文男∥作 | 新日本出版社 | 1994.8 | K/913.6/ヤマ/ | 貸出可 |
23 | 「綾里村快挙録」余滴 | 山下 文男∥著 | 新日本出版社 | 1987.10 | K/914/ヤ7/1 | |
24 | 星はうつり雲は流れても 戦時下の東南海大地震秘話 | 山下 文男∥著 | 童心社 | 1992.10 | K/916/ヤ2/1 | |
25 | じしんがきたら…(紙しばい) | 山下 文男∥脚本 | 童心社 | 1992 | /P/イ/ | 貸出可 |
津波災害史研究者。
大正13年(1924)綾里村(現 大船渡市三陸町)に漁師の七男として生まれる。昭和8年(1933)小学3年生のとき、昭和三陸大津波を体験。津波災害史の研究や執筆、啓発活動に取り組み、津波の恐れがあったら1人ずつが必死に逃げることを諭す「津波てんでんこ」の言葉を全国に広げた。
主な著書に『津波てんでんこ 近代日本の津波史』、『隠された大震災 太平洋戦争史秘録』、『津波の恐怖 三陸津波伝承録』、『津波と防災 三陸津波始末』など多数。
3月11日は陸前高田市の県立高田病院に入院中で津波に遭ったが、4階のカーテンにしがみつき、首だけ水面に出して奇跡的に助かった。その後も、亡くなる直前まで高所移転や防災教育の必要性を訴え続けていたが、12月13日肺炎のため盛岡市内の病院で死去した(87歳)。
【参考】「岩手日報」平成23年12月14日、山下文男『改訂新版津波ものがたり』(童心社2011)