海とともに
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岩手県立図書館では、江戸・明治時代に作成された絵図や地図を数多く所蔵しています。企画展「絵図を描いた人々 −激動の時代を生きた絵師たち−」では、作成した人々に焦点をあてて所蔵の絵図をご紹介しました。
絵図とは、景観や土地の利用などを絵によって具体的に表現したものです。この時期の絵図は、測量を行って制作されますが、目立つ山や建物がデフォルメされて描かれた絵図も見受けられます。それは、描き手が心の中で風景を再構成し、伝えたいものを強調して表現したためと思われます。
“絵図を描いた人々”は、盛岡藩が召抱えていた絵師や、画才を認められ絵の作成を命じられた藩士や商人たちです。盛岡藩主の下で活躍していた彼らは、幕末から明治へという大きな歴史のうねりにのみ込まれていきます。盛岡藩から引き継がれた盛岡県の官吏となるもの、開拓使として北海道へ移住するもの…自らの志を信じ、それぞれの道を歩んでいきました。
開催期間 | 2007年6月1日(金)〜6月25日(月) |
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開館時間 | 9:00〜20:00 |
会場 | 岩手県立図書館 4階展示コーナー |
開催日時 | 2007年6月23日(土) 13:30〜15:00 |
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会場 | 岩手県立図書館 4階ミニシアター |
講師 | 時田里志氏(岩手県立博物館学芸調査員 ※当時) |