更新日:平成28年11月2日/掲載日:平成28年7月7日
国民の祝日に関する法律の一部改正法が施行され、今年から新しく8月11日が国民の祝日「山の日」となり、山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日となりました。
県面積の約8割を山地が占める岩手県。岩手の人々は古くから自然豊かな山の恵みを受け、その恵みに感謝しながら、山とともに生きてきました。悠久の時を経てたたずむ山々は、信仰の対象となり、地域のシンボルともされてきました。近代以降は、山に登ることそのものを楽しむ登山が発展し、現在では多くの人々が気軽に楽しめる観光レクリエーションの一つとなっています。
本展では、岩手の山に関する古文書や、山が育む自然、登山の歴史等、山と人との関わりを所蔵資料で紹介します。郷土の自然豊かな山々と、そこに寄り添い生きてきた人々の歴史を改めて見直す機会となれば幸いです。
「にっぽん百名山 東日本の山1 より 1.岩手山 2.早池峰山」(58分)