現在位置: トップページ > 児童コーナー催し物ヒント集 > ファイルNo.14「いわてのビッグかるたであそぼう!」
更新日:平成27年11月13日
岩手県立図書館では毎年恒例の行事として、お正月に伝承遊びを楽しむ催し物を行っています。平成27年のお正月には企画展「かるた 今むかし」の関連イベントとして、岩手にちなんだオリジナルかるたを用いてかるた大会をすることとしました。
岩手の自然・先人・郷土食・お祭りなどをテーマに考えました。
取り札は当館スタッフデザインのイラストと、無料で利用可能なイラストを用いて作りました。それらの図柄をA4サイズでカラー印刷したものをダンボールに貼り付け、周りをテープで縁取りして完成です。40枚ほどの取り札のうち、柄のあるマスキングテープで縁取りしたものを数枚用意して、それらは1枚で2枚分としてカウントする「ボーナスカード」とする特別ルールも作りました。
当館オリジナルキャラクターが、名物料理や観光名所を楽しむイラストの取り札。
ビッグかるたに合わせて、メダルも大きいものを用意。円形の紙箱に金紙を貼り、その上に色紙で飾りつけをしました。紙箱の中には紙粘土を少量入れて金メダルの重量感を演出しています。
メダルは"六つに切れているチーズ"の箱をデコレーションしたもの。
午前の部の参加者は19名。中学年の男子が数名おり、気迫あふれるプレイを見せてくれました。また、彼らは小さい子のフォローをしたり率先して審判役を買って出たりと、年長者らしいふるまいで会を盛り上げてくれました。
午後の部は、悪天候の影響でキャンセルが相次ぎ、最終的には9名の子どもたちが参加。午前の部は人数が多かったため幼児の部と小学生の部に分けましたが、午後の部は幼児・小学生混合で2回続けてかるたを楽しんでもらいました。
午前の部・午後の部ともに、チャンピオンになった子たちはみな誇らしげに金メダルを受け取り、首にかけたまま帰っていきました。