現在位置: トップページ > 児童コーナー催し物ヒント集 > ファイルNo.15「となりの国からアニョハセヨ!!~韓国ってどんな国?~」
更新日:平成27年11月13日
岩手の読書週間(1月31日~2月14日)に合わせて行ったミニ企画展「絵本で知る世界の国々―IFLAからのおくりもの―」の関連行事として実施。岩手県国際交流協会(アイーナ5階国際交流センター内)より講師を派遣していただき、韓国文化に親しむ会を開催しました。開催の時期が、ちょうど「ソルラル」という韓国の旧正月に近かったこともあり、本場韓国の正月文化などをお話していただき、隣の国の韓国について楽しく学ぼうというものです。
講師は、国際交流等補助員の柳秀東(ユ・ドンス)さんです。柳さんとの打ち合わせで、韓国語での絵本の読み聞かせや、簡単なあいさつ、お年玉やお正月のごちそうの紹介など、子どもたちにとって親しみやすい内容のプログラムを検討しました。加えて、お正月遊びの「ユンノリ」やチマ・チョゴリの試着など、文化体験の時間を設けることに。
読み聞かせの絵本は、日本語と韓国語の両方ある作品の中から候補を絞り、子どもたちに馴染みのある『ぐりとぐら』に決定。各国の読み聞かせ会を多数開催されている、金沢市の玉川こども図書館の方よりアドバイスをいただき、1ページずつ、日本語と韓国語で交互に読み進めていくことにしました。他にも、紹介する文化の資料のピックアップや小物の用意など、柳さんと確認しながら準備を進めました。
韓国の豆知識パネルや、絵本、読み物を展示。写真のチマ・チョゴリをはじめ、国旗などの韓国の小物類を、国際交流センターさんから多数お借りしました。
韓国文化に触れるのが初めてという参加者が多い中で、講師の柳さんが、小さい子にも分かりやすい言葉や表現でお話をしてくださり、どの子も興味深げに聞いていました。特に、韓国のお正月「ソルラル」についての説明では、日本とは異なる風習に、子どもたちからは"え~!そうなの!?""知らなかった!!"など、驚きや感嘆の声が上がっていました。お正月遊びや、民族衣装の試着も体験し、お隣りの国"韓国"が少し身近に感じられた一日となりました。異文化に触れる、よい機会となったと思います。
今回のイベントは、保護者の方の興味も引いたようで、終了後には柳先生に様々な質問をされる様子もありました。親子で楽しんでいただけたようです。
会場に関連図書を展示。イベント終了後は、全て貸出に。
韓国語の『ぐりとぐら』の新鮮な響きに、耳をすませて聞いています。
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