現在位置: トップページ > 児童コーナー催し物ヒント集 > ファイルNo.17「マジックおはなし会」
更新日:平成28年11月5日
毎年恒例のクリスマスイベント。今年は、子どもたちの関心も高く、図書館の蔵書も豊富な“マジック”をテーマにしたイベントを計画しました。開催にあたっては、子ども向けのマジックショーの経験のあるスタッフを中心に、子どもたちに喜んでもらえるように、担当スタッフそれぞれがマジックの練習をして臨みました。
イベントの所要時間1時間の中で、①絵本の読み聞かせ、②テーブルマジックショー、③みんなで簡単なマジックに挑戦!の3本柱で行うことにしました。読み聞かせの本は、クリスマスの雰囲気が楽しめる本と、マジックがテーマの本を2冊選定。テーブルマジックショーは、スタッフの一人が前座マジックを行ったのち、マジック経験のあるスタッフがメインのマジックを担当することになり、各自で蔵書の中から挑戦できそうなマジックをピックアップしました。なるべくそれぞれがテイストの被らないマジックを選び、メリハリのある内容になるよう調整しました。最後にみんなに挑戦してもらうマジックは、小さい子でも出来るよう、短時間で、簡単なマジック(メモ用紙と10円玉を使ったマジック)を選びました。
マジックで使用する小物は、図書館にある消耗品やスタッフの私物で作成したほか、100円ショップのマジック小物も用意しました。小道具が出来たあとは、マジックの流れがスムーズに見えるよう、ひたすら練習です。「実は失敗していても、失敗していないように見せる」-参考書に書いてあった、マジックのこうした見せ方も心得ながら、自信を持って子どもたちの前で披露できるように練習しました。
午前、午後とも定員となり、幼児から高学年の子まで、多くの方に参加していただきました。初めに絵本の読み聞かせを行いましたが、この中の1冊『てじな』(土屋 富士夫∥作 福音館書店)にでてくるフレーズ“あんどら~いんどら~うんどら!!”は、この後のマジックショーでも、おまじないのかけ声として子どもたちから大人気でした。
読み聞かせの後は、お待ちかねのマジックショーです。見習いマジシャンによる前座のマジックから、メインマジックまで、約30分にわたり、様々なマジックを楽しんでいただきました。高学年の子の中には、メモを取りながら真剣に見ている子もおり、タネを見破られそうになりながらも(見破られたものもありますが…)、子どもたちからの歓声と、「なんで~?不思議~!」の声があり、楽しんでもらえたのではと、ひと安心でした。