現在位置: トップページ > 児童コーナー催し物ヒント集 > ファイルNo.21「きまぐれとしょかんのイベント」
掲載日:平成30年12月10日
今後、児童コーナーで行う催事のリサーチも兼ねて開催しました。当日の参加者の状況に応じて、内容がその都度変わるイベントです。
当日は、絵本のよみきかせからスタートします。
その後、おはなしにでてきた動物を折り紙で作り、物語の理解を深めます。
できた折り紙は、とばして遊ぶこともできるので、その時のための得点票を作成します。
カエルの折り紙はぴょんぴょん跳ねるので、得点票でとんだ距離を競いました。
折り紙の「ねこ」に挑戦中
折り紙の「カエル」に挑戦中
かっこいいカエルができました!
参加者には各自A4サイズのパズルをお渡しします。パズルはあらかじめ、用紙を決められた形のピースに切り分けておき、提示されたシルエットと同じ形になるよう、うまく組み合わせていきます。小学生以上にはピースを切り分けるところから挑戦してもらいました。
ゲームの説明や回答には見やすいパネルボードで作成したパズルを使用しました。イベントを盛り上げるために、A4サイズのパズルよりも大きく、色紙を貼り付け立派に、特別感を出しました。
シルエットが早く完成できた人は、使ったピースを元のA4サイズにもどしてもらいました。
思いの外、元にもどす行程も盛り上がりました。
切り分けたピース
元にもどすとA4サイズになります
ピースを使って各自思案中
パネルボードで回答の様子
形を作っていく中で、色々な遊び方を子ども達と発見しました。せんたくばさみをとばす際は、他の人にあたらないよう注意し、距離に点数をつけたり、いくつ入ったか等ルールを決めて競っても楽しいと感じました。
せんたくばさみを たくさんつなげてみました
せんたくばさみをとばして遊びました①
せんたくばさみをとばして遊びました②
箱にうまく入るかな?
フォークに毛糸を30回程巻きつけ、短く用意しておいた毛糸で真ん中を結んでおきます。当日は、毛糸を切るだけの状態にして用意しました。今回はフォークを使ったのですが、幅の広いものを使用したり、巻き付ける回数を増やすと、さらに大きなポンポン玉をつくることができます。
つくったポンポン玉を左右どちらかの手に隠し、当ててもらうゲームをしました。徐々に玉を大きくしてゆき、手からはみ出して見えるポンポン玉に笑いがこぼれました。
巻きつけた毛糸のはしをはさみで切る様子
どっちに入ってる?
色々なサイズのポンポン玉で遊びました
誰でも知っていそうな昔話や、ロングセラーを中心に選書しました。なかには読んだことのなさそうな絵本や、閉架書庫にある本も加えてみました。読み札には物語のあらすじや登場人物の特徴、分かりにくそうな作品にはタイトルも入れたりしながら、貸出になる事も想定し、大体30冊分用意しました。
カルタをすることで本の紹介もでき、使用した本はそのまま借りていく方もたくさんいました。読み札を聞いて内容にピンとこなくても、タイトルから内容を考えたり、見比べて消去法で選んだりと、物語を想像する楽しみを味わうことができました。
カルタの様子
紙ふうせんは、色ごとに点数を決めました。ベージュ、オレンジ、黄色が5点。その他は1点とし、入った紙風船の色で点数を競い合います。投げ入れるものには、ビニール袋やカゴを使用しました。
軽い紙ふうせんを投げるのは意外と難しく、夢中になりながらふうせんをあちらこちらへとばして楽しみました。
投げる位置は椅子で統一させました
紙ふうせんを投げる様子
取り札を作成します。歌や句を知っている方も知らない方も札が取れるように、取り札のおもて面は下の句の頭の一文字だけを印刷、うら面には下の句の全文をのせます。そのため、同じ文字が何枚も並んでいることもあり、誰でも取り札を取ることができるようになります。めくるまで、どの札に正しい句が書いてあるのか分からないようになっています。
札が取れればおはじきを1つ渡し、句が正しければさらにもう1つ渡します。子ども達でも得点が簡単にわかるようにしました。最後はおはじきをたくさん持っている人がチャンピオンとなります。正しい句でなくても札を積極的に取ればおはじきがもらえるので、全く取れなかったという事を防ぐことができました。
取り札をめくった様子