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過去の新着郷土資料

過去にご紹介した新着郷土資料の一覧です。
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令和6年9月の新着郷土資料(令和6年8月30日掲載)

資料名出版情報内容
角館・盛岡
平泉・花巻・遠野 4版
(ことりっぷ)
昭文社 出版
1,000円+税
「週末に行く小さな旅」を提案する旅行ガイドブック「ことりっぷ」の角館・盛岡の最新版が発行されました。角館、盛岡、平泉・花巻・遠野とエリアごとに、観光・グルメ・レジャー施設を中心としたすてきな楽しみ方が紹介されています。きりたんぽ、盛岡冷麺、わんこそばなどのおいしい情報や、交通アクセスガイド、温泉と宿も掲載しています。
遠野怪談
竹書房怪談文庫
小田切 大輝∥著
竹書房 出版
710円+税
柳田国男の『遠野物語』の舞台・岩手県遠野市に伝わる怖くて不思議な体験談が綴られています。欠ノ上稲荷のご利益と恐ろしい神罰、神が棲まう聖なる早池峰山、遠野市立博物館に出没する人ならぬ子ども、訪問者にとり憑く鍋倉城跡の赤い女…ほか。遠野市在住の著者が聞き集めた現代の怪奇譚集です。
コーヒーにミルクを入れるような愛 くどう れいん∥著
講談社 出版
1,550円+税
『わたしを空腹にしないほうがいい』『桃を煮るひと』に続く、盛岡市出身の作家くどうれいんさんによる最新のエッセイ集が発行されました。エッセイ、短歌、小説、絵本など様々な分野で活躍する著者の新しい日々の暮らしがあざやかに綴られます。文芸誌『群像』で連載の「日日是目分量」に、書き下ろし2篇を加えて書籍化されたものです。
津波の木 畠山 直哉∥写真 文
小学館 出版
7,000円+税
写真家の畠山直哉氏は、都市にまつわる写真で世界的に知られています。畠山氏は、2011年3月に東日本大震災の津波で故郷陸前高田の生家を失い、それ以来、震災から復興の時間の推移を写真に収めてきました。福島、宮城、岩手の津波の爪痕をとどめる樹木や風景を撮影した写真集です。
小説啄木と牧水
覚えず君が家に到る
富永 虔一郎∥著 編
言視舎 出版
2,000円+税
石川啄木と若山牧水を主人公とした初の書き下ろし小説です。不治の病により死が迫り、生命の灯がまさに消えようとしている啄木。旅と酒を愛し、救いなき悲恋に懊悩する牧水。苦悩を抱えるふたりの間に交わされる友情。啄木と牧水の生と死と愛を描く伝記小説です。巻末には啄木・牧水略年譜も掲載されています。

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令和6年8月の新着郷土資料(令和6年7月31日掲載)

資料名出版情報内容
天の川の舟乗り
名探偵音野順の事件簿[3]
(創元推理文庫)
北山 猛邦∥著
東京創元社 出版
860円+税
引きこもりがちな名探偵が活躍する、大人気シリーズの第3弾。
金塊を祭る村に怪盗マゼランを名乗る人物から『祭の夜 金塊を頂く』という予告状が届き、金塊が盗まれて観光客が来なくなることを危惧した村の有力者の娘は、名探偵音野と助手の白瀬に監視を依頼する。しかし、警戒する二人の前で起こったのは密室殺人で……。
著者は盛岡市出身です。
野球しようぜ!
大谷翔平ものがたり
(世界文化社のワンダー絵本)
とりごえ こうじ∥文
山田 花菜∥絵
世界文化ワンダーグループ  出版
世界文化社(発売)
1,600円+税
常に夢を描き、歩みを止めずに挑戦を続けてきた大谷翔平選手の半生が絵本になりました。野球を始めた子どもたちはもちろん、すべての子どもたちが夢をもって挑戦する励みになる内容となっています。
また、巻末には大谷翔平選手のことがよくわかるインタビューや写真、手形を入れた「新聞」ページも掲載しています。
モンスター・ホテルでめしあがれ 柏葉 幸子∥作
高畠 純∥絵
小峰書店 出版
1,400円+税
町はずれにある、モンスター・ホテル。まちに遊びに来たモンスターたちが泊まっているホテルですが、今日はなんだかホテルの中が大騒ぎ! コックの幽霊、シュウさんがホテルに持ってきた大きな包みが原因みたいだけど、いったい中身はなんだろう?
モンスター・ホテルシリーズ最新作。著者は岩手県出身です。
ことば探偵金田一京助の秘密 郷原 宏∥著
双葉社 出版
2,900円+税
本著はアイヌ語研究の基礎を築き、多くの国語辞典を監修し、私たちが今使っている「現代かなづかい」を唱えた言語学者・金田一京助の幼少期から晩年までの全生涯をじっくり描いた一冊です。
また、親友である石川啄木との濃密な交流についても述べており、興味を引く知的探求書となっています。
2022年から2023年に『小説推理』に連載していたものを単行本化しました。
弥彦と啄木
日露戦後の日本と二人の青年
内藤 一成∥著
芙蓉書房出版 出版
2,700円+税
上流階級の出身で東京帝国大学学生という恵まれた環境で育ち、日本初のオリンピック選手「三島弥彦」、高等教育機関への進学の道を閉ざされ生活に追われる「石川啄木」。同じ明治19年(1886)2月生まれでも、対極的な二人。満22歳の日記1年分から興味深い内容や特筆事項を摘出。そこに解説を加えた日露戦争後の時代の雰囲気や空気感が伝わってくる一冊です。

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令和6年7月の新着郷土資料(令和6年6月30日掲載)

資料名出版情報内容
城下町の民衆史
盛岡・水沢・遠野
松本 四郎∥著
岩田書院 出版
3,800円+税
近世の城下町は、日本の近代都市の前身であるといわれています。特産物を販売する市の設置や、町の人々への祭礼信仰や芸能の広まりによって賑わいの場が広がり、城下町は発展していきました。本書は盛岡、水沢、遠野などを取り上げ、都市としての城下町の成立・発展について、民衆の立場からひもといています。
ハシビロコウのフドウPHOTOBOOK 南幅 俊輔∥著
松江フォーゲルパーク∥監修
カンゼン 出版
1,500円+税
島根県の動物園・松江フォーゲルパークの人気者、ハシビロコウのフドウの写真集。ハシビロコウは動かない鳥として知られ、「不動」がフドウの名前の由来です。閉園後の様子など普段は見られない姿も収められた、実際に会いに行きたくなる一冊です。著者は盛岡市生まれのグラフィックデザイナー・写真家です。
猿の戴冠式 小砂川 チト∥著
講談社 出版
1,600円+税
ある事件をきっかけに引きこもっていた競歩選手のしふみは、言葉を機械学習させられた類人猿ボノボのシネノと出会う。シネノと交流を深め、心を通わせていくうちに、しふみは自分を取り戻していく―。
著者は盛岡市出身。今作は、デビュー作「家庭用安心坑夫」に続き芥川賞の候補となった注目作です。
3.11震災を見つめ続けて 亀田 昭雄∥著
中村 梧郎∥編集・監修
新日本出版社 出版
2,800円+税
太平洋沿岸地域を襲い、大きな爪痕を残した東日本大震災。三陸沿岸の被災地の実情を追い、2012年から毎年、地元の人々と対話しながら撮り続けた集大成の写真集です。2014年からは福島県での撮影も始め、復興の様子を見つめてきた著者が伝える、被災地の現実と、人々の前向きに生きる姿を垣間見ることができる一冊です。
鉄道文学傑作選 関川 夏央∥編
夏目 漱石∥[ほか著]
中央公論新社 出版
900円+税
風景描写、心理描写、舞台装置、トリックなど、文学作品を彩ってきた鉄道。明治から戦後まで十七人の作家の多彩な作品に表れる鉄道風景から、日本の近代化の記憶と、文学への影響を読み解きます。石川啄木の「一握の砂」や宮沢賢治の「オホーツク挽歌」、夏目漱石の「三四郎」などを取り上げ、それぞれに解説を付しています。

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令和6年6月の新着郷土資料(令和6年5月31日掲載)

資料名出版情報内容
本当にはじめての遠野物語
第2版
富川 岳∥著
遠野出版 出版
1,800円+税
発刊から100年以上も経った今でも日本民俗学の名著といわれる『遠野物語』。本書は、遠野物語の奥深さを分かりやすく簡潔な文章とカラフルな図解で、楽しく学べる1冊です。第2版の本書には、『遠野物語』の舞台を巡るオリジナル地図が付いています。著者は遠野市在住です。
コミックいわて13 さいとう・たかを //[ほか]著
岩手県 出版
銀杏社 出版
727円+税
漫画を通じて岩手県の魅力を発信する「いわてマンガプロジェクト」。その一環として発行されているオムニバスマンガ集『コミックいわて』からシリーズ第13巻が発売されました。さいとう・たかをさんや吉田戦車さんなど岩手ゆかりの漫画家による作品が13本収録されています。岩手の魅力が詰め込まれた1冊です。
ALL OF SHOHEI 2023
大谷翔平写真集
スポーツニッポン新聞社 出版
3,500円+税
WBC制覇に始まり、MLBでは日本人選手初のリーグ本塁打王、投手では2桁10勝を記録し、2023年には2度目のリーグMVPを獲得した大谷翔平選手。エンゼルスでラストシーズンにもなった伝説となる貴重な歴史的1年を、カメラマンが現地で撮影した写真を中心にオールカラーで振り返ります。
夢みるビッキー
三浦ガク・綾子の写真絵本
三浦 ガク∥写真
三浦 綾子∥文
大空出版 出版
1,200円+税
岩手県八幡平の森には、国の天然記念物に指定されているモリアオガエルが生息しています。写真家の三浦ガクさんが15年にわたり撮り続けた写真を組み合わせ、妻の綾子さんがストーリーを手がけました。モリアオガエルの妖精・ビッキーが八幡平の自然を守るために森の中をパトロールする物語です。第4回日本写真絵本大賞で金賞に輝きました。
宮沢賢治童話集
雨ニモマケズ・風の又三郎など
(100年読み継がれる名作)
宮沢 賢治//著
日下 明∥絵
小埜 裕二∥監修
世界文化ブックス 出版
世界文化社(発売)
1,300円+税
約100年読み継がれている宮沢賢治の不朽の名作の中から、代表的な詩「雨ニモマケズ」をはじめ、初期の童話「貝の火」、代表作「風の又三郎」など童話6話と詩1編が収録されています。漢字はすべてふりがな付きで、小・中学生から大人まで読みやすい1冊です。巻末には各話の解説が掲載されています。

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令和6年5月の新着郷土資料(令和6年4月30日掲載)

資料名出版情報内容
ささめうた
すり餌作品集
すり餌∥著
グラフィック社 出版
2,300円+税
小説装画・MV・パッケージデザインなど、多岐にわたり活動している岩手県出身である著者の初作品集。
「小倉百人一首」や「平家物語」「源氏物語」といった古典文学を妖しくも雅やかな和風イラストで表現しています。150点超の和風情緒あふれる作品だけでなく、著者の線画を集めた章やイラストメイキングなども収録した一冊です。
大谷翔平は、こう考える
不可能を現実に変える90の言葉
(PHP文庫 く27-10)
桑原 晃弥∥著
PHP研究所 出版
680円+税
「先入観は可能を不可能にする」「期待は応えるものじゃなくて超えるもの」
打者と投手という異例の二刀流スタイルで、驚異的な記録を打ち立て続けている大谷翔平選手。本著では、野球を始めた頃から2023年WBC優勝までの大谷翔平の発言を厳選し、その言葉の背景やエピソードを解説。これまで数々の不可能を現実に変えてきたその秘密を、大谷選手の言葉から紐解いていく一冊です。
いろんないきものかぞくのカタチ 澤口 たまみ∥文
たしろ ちさと∥絵
福音館書店 出版
1,400円+税
ツキノワグマのお母さんの奮闘子育て!マウンテンゴリラのパパの背中はかっこいい!
新しい命が育つために、ともに力を合わせるなかま「かぞく」。さまざまな環境で暮らしている生きものたちには、どんな「かぞく」のカタチがあるのでしょう。生きものが好きな子や興味を持ち始めたお子さんにもぴったりの生き物系ノンフィクションです。著者は盛岡市出身です。
宮沢賢治のことばと人生
(心を強くする!ビジュアル伝記 06)
栗原 敦∥監修
ポプラ社 出版
1,700円+税
「ほんとうのさいわいは一体何だろう。」
本著では、生きとし生けるものの幸福を願い、そして自分の生きる意味を追い求め、悩み、37歳で生涯をとじた作家・宮沢賢治の人生を、20のことばとエピソードでたどります。またクイズや関連する人物・時代がわかる解説も収録しているので、より深く賢治を知ることが出来るでしょう。

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令和6年4月の新着郷土資料(令和6年3月31日掲載)

資料名出版情報内容
つかう・つたえるHOMESPUN
岩手が紡いだ100年の布
岩手日報社 出版
2,400円+税
明治期にイギリスから持ち込まれ、岩手県内各地の工房や作家らの手によって脈々と受け継がれているホームスパン。羊毛を手紡ぎで糸にし、手織りで丁寧に仕上げていくスタイルは、「時を越える布」として多くの人たちに愛されています。
本書では〈つかう〉〈つくる〉〈しる〉〈ひろげる〉〈つたえる〉の5章を通じて、ホームスパンの魅力と奥深さを豊富な写真とともに紹介します。
大谷翔平語録
BACKSTAGE of SHO-TIME
斎藤 庸裕∥著
宝島社 出版
1,436円+税
「守りに入ってたら、無難なところにしかならない」「ゴールがない分、常に頑張れる」…。
プロ野球選手・大谷翔平選手がメジャーリーグに移籍した2018年から米国で彼の密着取材を続けた著者が採取した「肉声」と「秘話」を満載した256ページ。300の「言葉」から“メジャーを驚愕させた男”の思考と哲学が見えてきます。
うたうおばけ
(講談社文庫 く82-1)
くどう れいん∥[著]
講談社 出版
620円+税
失恋してラーメン屋に喪服でやってきたミオ、「ビニニでもバナナ」と大発見したのんちゃんとゆーきちゃん…。短歌、小説、絵本と幅広く活躍する盛岡市出身の著者が描く、個性的な「ともだち」との嘘みたいな本当の、クスッと笑える日々を綴った傑作エッセイ集。
2020年に発売された単行本を、文庫化しました。
後藤新平がわかる
(毎日ムック)
毎日新聞出版 出版
773円+税
東京市長として、1923年に起こった関東大震災後の復興に力を尽くした岩手県出身の後藤新平。その根底にはいつも「いのちを衛る」=「衛生」の思いがありました。本誌では、そんな後藤新平の生涯を写真やイラスト、マンガを交えて分かりやすく解説しています。がき大将だった少年が貧しさと挫折を乗り越え、努力を重ねて成長する姿は多くの方の励みになるでしょう。
銀河鉄道の夜
不朽の名作童話の世界を詩情豊かに描く
(ジュニアシリーズまんがで読破 2)
宮沢 賢治∥原作
Teamバンミカス∥企画 漫画
Gakken 出版
1,000円+税
貧しく孤独な日々を送っていた少年ジョバンニは、ある祭りの夜に一枚の切符を手にいれ、不思議な列車へと乗りこむことに。それは宇宙を旅する銀河鉄道だった…。宮沢賢治の不朽の名作童話を詩情豊かに漫画化。時代背景や作者について分かりやすく解説するカラーページつき。難しい熟語や漢字にすべてルビ(ふりがな)を入れているので小学生からでも、賢治文学に親しむことができます。

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令和6年3月の新着郷土資料(令和6年2月29日掲載)

資料名出版情報内容
岩手・減災近年の足跡
これからも生かされていく私たち
齋藤 徳美∥著
盛岡出版コミュニティー(発売)
1,500円+税
地下計測学・地域防災学を専門とし、震災復興、地震・津波防災、火山対策、風水害対策、地域創生など、さまざまな分野に携わってきた著者が、岩手での減災の取り組みを紹介。多くの恩恵をもたらす一方、災害という脅威にもなりうる自然との向き合い方を伝えます。2020年4月から2022年9月にわたって岩手日報で連載された「猛威と闘う」を加筆修正して書籍化したものです。
虎と十字架
南部藩虎騒動
平谷 美樹∥著
実業之日本社 出版
1,900円+税
盛岡城内に徳川家康から拝領した虎が2頭いたことをご存じですか? 史実を基にした平谷美樹による歴史時代ミステリーです。虎の脱走事件、檻の見張り番の不審死、消えた囚人の死体…。若殿・南部重直の乱心か、領内のキリシタンの仕業か、それとも―。密命を受けた徒目付の米内平四郎が藩を揺るがす大騒動の謎に挑む!
にゃんこ刑法
現役弁護士作家がネコと解説
五十嵐 律人∥著
多田 玲子∥絵
講談社 出版
1,600円+税
「刑法を学ぶことは、社会を俯瞰することにもつながり、論理的・合理的な考え方を学ぶことができる」現役弁護士作家である著者が、難しい刑法の世界をわかりやすく解説。“マタタビ殺人事件(原因において自由な行為)”“ネズミ・モルモット取り違え事件(法律の錯誤)”など、ユルカワにゃんこ満載ですが内容は本格派です。著者は盛岡市出身です。
賢治と「星」を見る 渡部 潤一∥著
NHK出版 出版
1,650円+税
宮沢賢治の詩や童話には星が登場するものが数多くあり、天体に関する記述はかなり正確です。賢治は当時最新の天文学にどのように触れていたのか。その思想は、詩や童話に描かれた天体にどう反映されているのか―。天文を切り口に天文学者が賢治作品を読み解きます。NHK『コズミックフロント』ホームページ掲載を加筆し書籍化したものです。
一本の木がありました。 くすのき しげのり∥作 企画
ふるやま たく∥絵 原案
パイインターナショナル 出版
1,500円+税
深い山あいの谷川の近くに一本の桜の老木があった。やがて嵐が起こり、枝は折れ、谷川に流された。一本の木は川を流れ、大海原を漂い…。桜の木の一生をえんぴつ一本で描いた、美しいモノクローム絵本。限りなくシンプルな言葉が綴られ、読む人それぞれの感性によって物語が大きく豊かに広がる1冊です。絵・原案者は岩手県出身です。

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令和6年2月の新着郷土資料(令和6年1月31日掲載)

資料名出版情報内容
森の恵みレシピ
春・夏・秋・冬
安部 智穂∥著
婦人之友社 出版
1,700円+税
岩手県の早池峰山麓タイマグラ(※)集落に暮らす安部智穂さんの味わい深い料理本が誕生しました。
森の恵みが盛りだくさんの春から秋、そして、雪に覆われる厳しい冬。自然の中で生まれた豊かなレシピから、保存食や発酵食・展開料理・スイーツを紹介。手間をかけ、暮らしを紡ぐ豊かさと楽しさがつまった1冊です。
※タイマグラ=アイヌ語で「森の奥へ続く道」という意味
BIG FLY大谷翔平プレイバック2023
岩手日報特別報道記録集
岩手日報社 出版
1,300円+税
日本選手初のメジャー本塁打王&3年目リアル二刀流で10勝44本塁打を成し遂げ、いまだ進化をし続ける大谷翔平。本書は2023年開幕試合から9月3日までの出場135試合の全戦績を網羅し、岩手日報紙面で掲載できなかった印象的な写真を多数収録しています。あらゆるプレーで全米と日本の野球ファンを魅了した大谷選手の魅力を盛り込んだ完全保存版です。
夢破れ、夢破れ、夢叶う
アマチュア棋士がプロに勝ち、プロになった話
小山 怜央∥著
時事通信出版局 出版
時事通信社(発売)
1,500円+税
2023年、戦後初めて奨励会への入会経験がなくプロになった棋士が誕生しました。岩手県釜石市出身である著者は、高校生の時に東日本大震災で被災するという困難に見舞われながらも、夢をあきらめず、何度も壁に跳ね返されながら「非正規コース」で夢を勝ち取ります。本書は、そんな異色の棋士がこれまでの経験や想いを綴った一冊です。
ふたつの時間、ふたりの自分
(文春文庫 ゆ13-2)
柚月 裕子∥著
文藝春秋 出版
820円+税
人気作家・柚月裕子ができるまで――。
ミステリー界を牽引する岩手県出身の著者が綴る、書く喜びと書き続ける苦悩。そして、東日本大震災での大切な家族との哀別のこと。日常の出来事から創作の裏話まで、2008年のデビューから2023年現在までの作家生活15年の軌跡を追うオリジナル初エッセイ集。温かな言葉で綴られた、笑いと涙あふれる一冊となっています。
『風の又三郎』を英語で読む
(宮沢賢治原文英訳シリーズ 3)
[宮沢 賢治∥著]
ロジャー パルバース∥英訳 解説
コスモピア 出版
1,800円+税
宮沢賢治の名作である、『風の又三郎』『雪渡り』『よだかの星』『永訣の朝』4編を英語で収録。左ページには英文、右ページに原文と語注が配置されており、比較しながら読むことで宮沢賢治の世界をより深く味わうことができます。さらに、音声・電子版のダウンロードサービスも付いています。

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令和6年1月の新着郷土資料(令和5年12月28日掲載)

資料名出版情報内容
罪と罰
犯罪記録に見る江戸時代の盛岡
もりおか歴史文化館企画展図録
もりおか歴史文化館活性化グループ∥編
もりおか歴史文化館活性化グループ 出版
頒価不明
江戸時代の盛岡藩で起った事件に関する史料に記録された、数々の事件の中からいくつかに焦点をあて、そこから見えてくる現代人との間の「罪」と「罰」に対する考え方の違いと共通点を探る、もりおか歴史文化館による令和5年8~10月開催の企画展図録です。犯罪記録史料は、過去の時代にも現代人と同じように様々な感情を持った人々が確かに生きてきたことを教えてくれます。
建築家・葛西萬司
辰野金吾とともに東京駅をつくった男
(コミュニティ・ブックス)
佐藤 竜一∥著
日本地域社会研究所 出版
1,600円+税
盛岡市出身の建築家・葛西萬司は、東京駅の建築で知られる辰野金吾の補佐役を務めた人物です。彼にスポットを当てつつ、横浜勉など同時代を生きた盛岡出身の建築家たちの足取りをたどるとともに、岩手銀行赤レンガ館(旧盛岡銀行本店)や、中央公民館別館(旧南部家別邸)など、盛岡に多く遺る歴史的建造物の背景にも迫ります。
天女伝説の郷 綾織史
とおのものがたり
高橋 好子∥編著
高橋好子 出版
頒価不明
天女伝説の残る遠野市の綾織(あやおり)には、素晴らしい歴史がある。郷土を知ること、残すことが必要だと感じた高橋好子さんが、地域に住む大正・昭和生まれの高齢者65人に2008年から聞き取りを行い、15年かけて完成させた「綾織史」。貴重な聞き書きも収録されています。著者は遠野市在住です。
ゆうすげ村の紙すき屋さん
(わくわくライブラリー)
茂市 久美子∥作
門田 律子∥絵
講談社 出版
1,450円+税
ゆうすげ村で一度は途絶えた「やまが和紙」を復活させ紙すき屋さんをはじめた、かえでさん。彼女がつくる和紙をもとめてやってくるのは、ふしぎなお客さんばかりで…。ゆうすげ村の四季のなかで、6つの心温まる物語がつづられます。『ゆうすげ村の小さな旅館』の続編。著者は岩手県出身です。
「わらべうた」で子育て
入門編
阿部 ヤヱ∥著
福音館書店母の友編集部∥編
平野 恵理子∥絵
福音館書店 出版
1,500円+税
遠野には、人間としての生き方、知恵がこめられた「わらべうた」が伝えられています。伝承者である阿部ヤヱさんが子供の成長にそった、子育ての知恵を「わらべうた」を通して紹介します。入門編は、生まれてからの1年間の子育てが中心。「わらべうた」音源のダウンロードサービス付きです。著者は遠野市生まれ2018年没。

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過去の新着郷土資料

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